スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←自分の居場所-37 →神になった自分-1
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



総もくじ  3kaku_s_L.png 闘病
  • 【自分の居場所-37】へ
  • 【神になった自分-1】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「闘病」
小説

自分の居場所-38

 ←自分の居場所-37 →神になった自分-1
間もなく、良子の弟の康孝がやって来た。康孝は、横浜からだったが、知らせを受けて朝一番の飛行機でやって来たらしかった。大作の死去でそれまで静まり返っていた部屋がにわかに、騒がしくなった。信夫の車で一緒に乗ってきた大叔母兄弟や良子の兄弟の綾子たちの話声で、まるで今から結婚式でも始まるかのようであった。真人は、皆と離れて自分の身支度を準備し始めた。何分最近冠婚葬祭から遠ざかっていた為、喪服が体に合うか心配だったのだ。案の定、まだ若い頃に買った喪服は、中年太りした真人にはもはや着れない代物に変わっていた。 何とか着れる喪服を見つけてほっとした真人だったが、なんでも今ではレンタルの喪服があって葬儀屋で手配してくれるそうだ。真人は、自分の用意が済むと来客の人たちの相手をしながら、母の良子の様子を伺った。良子は、朝まで大作の亡骸に寄り添うように寝ていて、大作が葬祭場の方に運ばれた後もずっと泣きどうしだったが、親戚の人達がやって来て、来客たちの騒々しさのなかで少し落ち着きを取り戻していた。
スポンサーサイト



総もくじ 3kaku_s_L.png 闘病
総もくじ  3kaku_s_L.png 闘病
  • 【自分の居場所-37】へ
  • 【神になった自分-1】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【自分の居場所-37】へ
  • 【神になった自分-1】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。